過去に角膜ヘルペスを患った場合
ヘルペスは一度罹患すると完全にウイルスを追い出す事ができないために、再発する可能性がとても高い病気といわれています。
それだけに手術以前に角膜ヘルペスに罹患したことがある場合は、レーシック手術の刺激によって角膜ヘルペスが再発する場合がないとは言えず、術後の傷の治りが遅くなる事があります。
ヘルペスの罹患歴がある場合もレーシック手術が不可能というわけではないのですが、手術を受ける際には注意が必要になります。
クリニックの対応
まずはクリニックによっては対応が変わってくることをご理解ください。
過去に角膜ヘルペスを罹患していても数ヶ月〜半年以上症状が安定していて、手術前の適性検査で目の状態になにも問題がないと判断された場合には、レーシック手術を行う事ができると診断する方針のクリニックもあります。
角膜ヘルペスに罹患したことのある方の手術は、一律断っているというクリニックもあります。
角膜ヘルペス以外の箇所(口や体)であってもヘルペスに罹患したことがあるという場合には、治療はお断りしているというクリニックもありますので事前にクリニックに確認する必要があります。
レーシックの不適応条件
レーシックの後遺症やトラブルを防ぐ為にレーシックの不適応条件が決まっており、条件に当てはまる人は手術ができません。
・18歳未満の未成年者(クリニックによっては20歳の場合もあります)
20歳未満はまだ成長段階と言えるからです。
・強度の近視
強度の近視などの場合はより多くの角膜をけ削る必要がある場合があり、角膜を削りすぎた場合手術後の角膜の強度が弱くなり角膜が変形する心配があります。
・角膜が薄い
・妊娠中や授乳中
ホルモンバランスによって視力が変化する可能性がある。
・ピルや抗うつ剤を服用している
・目の病気や全身病がある
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